日本は、自由主義経済でも、社会民主主義でもどっちでもよいのだ。理念、理論というものがあまりない。

 むしろ、どちらが都合がよいか、どちらが便利かということで自由に変えていく。

 アメリカはやはりまず理論、理念ありきなのだ、ということを非常に強く感じた。

 僕が日本一の音楽家だと思っている三枝成彰さんにこの話をしたら、彼は「音楽がまさにそうだ」と言っていた。

 日本人はなぜ音楽を聴くのかというと、情緒だ。気持ちが癒されたりリラックスできたりする。

 一方、西洋人にとっての音楽(哲学者カントの登場以降)は、情緒ではなくメッセージ(思想)なのだそうだ。西洋人にとって音楽を聴いて気持ちよくなるのは悪なのだ。あくまでも音楽はメッセージであり、気持ちよくさせるような音楽は堕落なのだという。

 ヨーロッパの人間は論理を重んじる。これがイデオロギーになる。日本人は情緒を重んじる。これが曖昧さや柔軟性になる。そのことをとても強く感じた。

田原総一郎 大統領単独インタビューで感じた最高責任者の悲哀
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081127/115794/?P=11

62年館

今日もやる気が出ず,でも学割を取らなければならないので学校に行く。しかーし,夏休み中はどこも短時間営業。結局学割はとれなかった。月曜日朝一で取らねばならないのか…。その後自分の身の置き場所を探したところ,62年館図書室が通常営業であることが判明。こんな学部の学生が夏休みに図書館を使うはずもないので,ずーっと一人だった。快適快適。またお世話になります!

ほんとにやる気が出ない

朝からイギリスにいるI先生のプレゼン資料をまとめる。ここに来て英語の勉強をすることになるとは。夕方遅く家を出る。キックに間に合わず,今日貸出期限の本を借りるため大学図書館へ。そこで気になった週刊誌に目を通し,家に帰る。帰りに駅で事故があった模様。駅前に救助隊をはじめとした消防車がたくさん駐まっている。